堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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2013春闘総決起集会 1100人の熱気

くらし守れ!13春闘勝利へ

(2月8日付)

 「賃上げ、雇用確保、労働条件改善を―」。国民春闘共闘委員会は1 月30 日、国民春闘勝利をめざす「13 春闘総決起集会」を開催し、首都圏の職場・地域から1100人が参加しました。

「ベースアップ論外」なんて言わせない

 開会あいさつで国民春闘共闘・伊藤代表幹事は、デフレ不況を克服し、内需拡大による景気の立て直しを行うには、消費の拡大が必要であり、賃金引上げと安心して働けることが条件だと強調。「職場・地域から13春闘を旺盛にたたかっていこう」と呼びかけました。

 国民春闘共闘の小田川事務局長(全労連事務局長)が、パワーポイントを使って、今春闘のたたかう構えを報告。アベノミクス、財界の主張を理論的に批判し、「新たな政治状況のもとで改憲構造改革も許さないたたかいの先頭に立とう」「ベースアップは論外なんて言わせない」と力強く語りました。

すべての労働者の賃上げと雇用の安定を!

 電機情報ユニオンは、電機・情報産業で強行されている大リストラについて語り、「この大リストラによって、下請け・関連企業でも150万人の雇用が失われると言われている。この春闘で『雇用守れ』のたたかいに全力で取り組む」と力を込めました。

 全農協労連東京地本は、継続してきた被災地支援の様子を語り、「被災地では未だに風評被害のため農産物の価格の下落に苦しみ、廃業も続いている。原発の再稼働・新増設は許さない。TPP交渉参加反対の共同を広げていく。」と呼びかけました。

 国公労連は、公務員の賃下げはすべての労働者への賃下げ攻撃だと批判。「賃下げを跳ね返すたたかいを、国家公務員の労働基本権をとり戻すたたかいとも結び旺盛に展開する」と語りました。

 東京土建は、「公契約条例が各地で制定され始めたのはいい話題だ。川崎では公契約条例制定で『こんなにいい値段の仕事は初めてみた』と報告があった。2年のうちに東京の全自治体で制定されるよう奮闘する」と運動を強めていく決意を語りました。

目に見え、音が聞こえる状況を作り出そう

 解雇撤回などを求める24の争議団の紹介に続き、松本事務局長が春闘勝利に向けた行動を提起。「地域総行動、3月13、14日の『50万人総行動』などに旺盛に取り組み、『目に見え、音が聞こえる』状況を職場・地域から作り出していこう」と訴えました。

 集会の最後に、大黒代表幹事(全労連議長)が「春闘勝利に向けて、思い切って立ち上がり、たたかいを広げて行こう」と閉会あいさつし、力強い団結「ガンバロー」三唱で集会を締めくくりました。

 堺市職労でも、昨日の中央委員会を節目に、国民春闘の諸行動をさらに強めます。たたかいのなかで新たな主査選考制度など、本市独自の問題を前進させていきましょう。