組合未加入のみなさん・管理職のみなさんへ
(12月10日付)
本日、年末一時金が支給されます。先の秋季闘争は、賃金カットという非常に大きなたたかいでしたが、多くの組合員の力で「賃金カット強行提案阻止、継続協議」にするなど多くの組合員が行動した闘争でした。越年闘争に向け、団結してたたかうことに確信をもって、引き続き要求の前進に向け、みんなで取り組みましょう。
職場の声を当局に反映させる
この期間に取り組んだアンケートやには、「給料を挙げて欲しい!家賃、光熱費等払ったら生活できない」「賃金カットばかりしないでほしい」「持家の住宅手当廃止は、これから住宅購入する人には辛い内容」「アルバイトさんを1年期限で切らないで欲しい」「年々悪くなるだけ。人は減らすのに仕事は増える。賃金は減らす。公務員いじめとしか思えない」「業務量に応じた人員配置の適正化」「人員体制を充実しなければ堺の街づくりは衰退の一途」「今でもぜいたくはしてないのに、さらに生活切り詰めろってことなのか」「若手職員が力を発揮できるような職場をつくりたい」など、組合員それぞれの思いがつづられていました。
私たちは、組合員が感じる、こうした意見や要望を、労働組合を通じて、使用者である当局に投げ掛け、一歩でも改善が図られるよう取り組んできています。
これは、言うまでもなく「個人としての労働者」が、労働条件の改善を自分の意思で、使用者と対等の立場で交渉することが難しいため、国の最高法規である憲法によって保障された、団結権・団体交渉権等に基づき労働組合を通して行っているものです。
結果的に、当局がかたくなにこだわっていた、賃金カットと住居手当の廃止について「引き続き協議」としたが、撤回したわけでなく、撤回させるためにも今後のたたかいが重要です。非常勤職員の高年齢者雇用の65歳までの上限延長へのたたかいや、短期臨時職員の任用のあり方等の改善など、引き続きのたたかいが、越年して行われます。
組合未加入・管理職のみなさん、組合への加入とカンパへのご協力を
私たちのおかれた状況からすれば、不十分な点があるかと思いますが、歴史的・社会的に認められた権利をもとに、職場の一人ひとりの組合員の声を聞き、当局に反映させる取組みを今後とも強めたいと思います。
こうしたことから、組合に加入されていないみなさんには、労働組合に加入されることを心から訴え、その働きかけをさせていただいております。また、管理職のみなさんを含めて、財政援助のためのカンパにもご協力いただきますようよろしくお願いします。