より職場実態を踏まえた運用を
(9月20日付)
現在、本庁内で各部局と調整を行いながら進められているコピー機のデジタル複合機化等について、以下のやり取りを行っています。
デジタル複合機は、従来のコピー機能のほかにネットワークプリンタとスキャナ機能を併せ持つ機器であり、これを庁内LANに接続することで、現在レンタル契約で調達しているLANプリンタは廃止されます。
各課の状況にもよりますが、結果としてLANプリンタがデジタル複合機となり、廊下に設置されているコピー専用機は撤去されます。
○目的等
この作業の目的等について当局からは次の説明がありました。
①目的:庁内LANを活用したペーパーレス化推進及び利便性向上
②効果:(1)スキャナ機能を追加し、共有フォルダにデータを自動的に格納できる。
(2)トナーの購入事務、在庫管理、予算確保等の事務作業は一括で行い、各課では作業不要になる。
(3)プリンタ出力の際、職員証とカードリーダーによる認証を行い、セキュリティ強化。これによりあらゆるフロアの複合機から印刷可能になる。
③対象職場:当面は本庁とする。
○スケジュール
スケジュールについては、今月中に局総務を通じて各所属との調整を終え、今年度末のコピー機入替のタイミングにあわせて実施したいとしています。
○以下の点を確認
この間、「業務繁忙期にコピーと印刷作業が重なり、仕事の手を止められる」「どこでも印刷できるというが、枚数が多い場合、他課での印刷は気を遣う」「プリンタが統合されて台数が減らされると聞いている」などさまざまな声が執行部に寄せられたため、以下の点で確認しています。
▼配置基準について明記されたものはないが、各課共用化を前提に、フロアの配置状況(会議スペース・局長室の有無等)や、今年度の印刷枚数実績を参考にしながら、高層館は南北2台ずつ、本館はフロア状況に応じた台数としている。
▼複合機の配置については、局総務を通じて各所属の意見を聞きながら調整を進めてきたところで、大きな混乱はないと認識している。
▼運用開始後不都合があれば、情報化推進課に相談の上、所属でプリンタを購入して庁内LANに接続するなど各課で対応することは可能と考える。
○職場実態を踏まえて
執行部からは、ペーパーレス化推進及び利便性向上という目的は理解できるが、懸念の声もあることから、さらに職場実態を踏まえた運用を行うよう求めています。