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3年目必須研修通知を考える

「公平性の担保」が重要(10月20日付)

 10月7日、採用3年目職員対象の必須研修について通知されました。受講方法は、自宅もしくは職場の会議室等でのオンライン受講であるものの、庁内LANパソコンのインターネット閲覧用仮想パソコンや、庁外アクセス機能による接続はできないとなっており、「これでは、自宅で、私用のパソコン(スマホタブレット)や、Wi‐Fiを使える人しか受講できないのでは」「どうやって受講したらいいですか」と疑問の声が上がりました。
 執行部は、こうした声を伝え、通知文で「オンライン設備環境等の準備が難しい場合は、相談ください」としていた内容が明らかになりました。
組合 自宅や職場等で受講する環境がない(パソコンやインターネット契約がない等)がどうすればよいか?
当局 堺市総合福祉会館5階研修室にサテライト会場を準備します。ただし、10月26日のみ(11月2日に割り当てのある方は、研修受講日を調整いただく必要あり)。新型コロナウイルス感染対策のため、定員30名(30名を超える希望があった場合は、
抽選)。抽選結果は別途通知します。
組合 自宅受講も、職場等での受講も、サテライト会場での受講もできなかった場合にはどうなるのか?
当局 研修当日の様子をレコーディング(録画)し、後日、準備が整い次第、視聴用のURLを送付しますので、それを視聴していただきます(視聴期間などの詳細は、対象の方に改めてご連絡します)。
 ウェブ環境を使った研修等は、新型コロナの感染拡大を機に広がり、今後も増加が見込まれます。
 ただ、必須研修であるのなら、オンラインの環境をどれくらいの職員が満たしているのか把握したうえで、満たしていない職員には代替策を示すなど、対象者みんなが共通の環境で受けられるよう「公平性の担保」が重要と考えます(なお、この研修については、10月12日に、対象者あてに上記について補足メールが通知されています)。