つながる人の列、湧き上がる「声」
~税務部・H氏
(8月15日付)
地下鉄に乗ること10分程、ホームページで、「大混雑が予想される」と発表されている国会議事堂前駅を避け、手前の霞ヶ関駅から外務省沿いに首相官邸に向け歩き始めたものの、霞ヶ関の交差点を超えたあたりですぐに人の列で前に進むことができなくなり、その場で立ち止まることになりました。三脚を立てビデオを撮影している人がいて、報道陣と思いきや、警視庁の方です!
抗議は18時から20時までと決められています。それぞれにオリジナルなプラカードなどを携え参加している人が多く、視界の範囲内ではのぼり(組合旗)は見えません。これまでに参加したデモ行進では、主催者がシュプレッヒコールを先導し、参加者がそれについていくというのが通例ですが、今回はどこからともなく「再稼働反対」という声が上がり、声の大きさに違いはあるものの、やがてそれが田植えの時期のカエルの合唱のようになり、多数取り囲んでいる警察官の声も全くかき消されて聞こえません。