堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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さようなら原発10万人集会~「原発なくせ」熱気あふれる17万人

7月16日、東京・代々木公園にて (7月23日付)  7月16日、東京の代々木公園において、ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが呼びかけた「さようなら原発10万人集会」が開催され、全国から原発ゼロを求め、17万人(主催者発表)が結集しました。堺市職労からも、山道本部副委員長、石黒建設合同支部委員長が参加しました。 代々木公園内のサッカー場に設けられた第1ステージも、第2ステージの野外音楽堂も、約1㎞にわたる歩行者天国も人で埋まりました。第1ステージには呼び掛け人の著名人ら7氏が登壇しました。 坂本 龍一さん(音楽家  「官邸前の抗議と同じように多くの市民が来ていらっしゃると思います。僕も一市民として来ました。こうやって市民が声をあげているということはとても感無量です。電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすようなことはすべきではありません。お金より命です。福島のあとに沈黙するのは野蛮だ、というのが私の信条です」 瀬戸内 寂聴さん(作家) 「こんなにたくさんの人に会えてうれしいです。5月で90歳になりました。100年前、自由を奪われた時代がありました。過去の人たちが苦労して、自由を守ったから今日があるのだと思います。いま原発をとめる、政府の方向をかえることになるか、わかりません。それでも集まらなければならない。たとえ相手が聞かなくても言い続けましょう」と、訴えました。 第2ステージでは、各界著名人のリレートークと音楽のライブ演奏が午後4時半まで続きました。 湯川 れい子さん(音楽家原発が爆発しないだけの技術はわれわれにはありません。安全ですという神話にだまされてきました。気づいてください」 池田 香代子さん(翻訳家)  「17万人。すごく力をもらいました。官邸前行動も素晴らしいのですが、今日は組織旗が立ち、全国から集まっています。こういうのもいいなって思いました」 SUGIZOさん(ギタリスト)  「大飯原発再稼働はありえない。増税は認めていない。オスプレイも賛成できない。TPPもありえません。本当の自由を学び、求めて行動すべきだ」と、発言。大きな拍手が沸き起こりました。  労組や市民団体など組織による呼び掛けに応じた人だけでなく、インターネットなどで集会を知った市民らも加わり、代々木公園周辺は身動きが取れないほど混雑し、関西電力大飯原発3号機に続き、4号機でも再稼働を決めた政府への抗議の声に包まれました。  集会後、会場から新宿や恵比寿方面など3コースに分かれてパレードが繰り広げられました。 福島県から1千人を超える参加者  26台のバスで参加した福島復興共同センターからの参加者から「この通り、怒っているんですよ」「野田首相が『私の責任で大飯原発を再稼働します』と決めたけど、軽々しく言ってほしくない。私たちは何十年後に帰れるかもわからない。原発がなくなるまで、生きている限りは『原発反対』の声をあげ続けたい」と話しました。 原発ゼロの会・大阪会員募集中  目標1000万筆の「原発ゼロ」の署名は、7月8日現在で約785万筆に達しています。大阪でも「原発ゼロの会」の会員を募っています。問合せは、堺市役所地下1階の堺市職労本部です。ご協力よろしくお願いします。