平日の金曜日に首相官邸前へ駆けつけたのは…
～税務部・Ｈ氏
(8月14日付)
８月３日（金）、首都圏反原発連合が主催する「首相官邸前抗議」に参加してきました。
と言っても、抗議だけに向かったのではなく、自治労連の地方自治問題研究機構が主催している「大都市制度研究会」という集まりが、ウィークデーの金曜日に東京で行われたから行けたのでした。
この研究会のことについて少し触れておくと、２０１０年岡山で行われた自治体学校にたまたま参加していたことと、政令市の労組役員であったことなどが重なり、その年の11月から、メンバーの一員として加わらせてもらうことになりました。
あるとき「大都市」と「政令市」を同じものとして発言したことがあったのですが、研究者にとっては全く別物（確かに別だと思います）で、間違いをピシャリと指摘されました。こうなると、堺市出身の私が、大都市の制度を研究する会に参加するのは場違いな気がしていたのですが、府市同時選挙以降、「大阪都構想」が東京のメディアでも本格的に取り上げられるようになり、私の報告する機会も増え、是非はともかく、わざわざ堺から参加する意義が双方にとって見出されるような状況です。
ちなみにこの日は、日本の地方自治制度をめぐる「渦中」に積極的に関与しながら理論活動を展開されている、東京大学法学部の金井利之先生から、「大都市における住民自治の拡充の方策について」というテーマで講演を受け、議論する機会を得ることができました。
こうして充実した半日を過ごした後、東京の方からの「行くの？」という質問に答え、17時には首相官邸前へと向かいました。
（つづく）
