堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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夏季闘争アンケート結果⑤

短期臨時・任期付職員・職場状況(5月23日付け)

◆多くの問題点を認識

 短期臨時職員・任期付職員の問題点について「問題ない」はわずか8・6%と大多数の方が問題を認識しています。

 1位は短期臨時職員の2ヶ月任用待機42・7%。その職場で貴重な戦力として成長された方が待機期間によって不在となり、職場が繁忙になる状況が職場からも上がっており、今期の交渉でも重点課題です。

 2位は「正職に比べて給与が低い」39・5%。3位の「正職と同様の業務」37・0%と合わせて「これだけの仕事をしているのに・・」という意識の高さを示すとともに、他に条件のいい職場が見つかれば離職するリスクもはらむ大きな問題です。また保育所支部だけは「募集に対し応募が不足」が他支部と比べて顕著に高く、職場状況を反映しています。

◆仕事量増加・内容の高度化がすすむ

職場状況については①一人あたりの仕事量が増64・6%、以下②仕事内容が高度に34・5%、③技術継承が難しく33・3%、④心身の疲労が増30・3%と続きます。要員管理計画による人員削減による仕事量の増加やそれに伴う影響が現れています。また、保健衛生・下水道といった技術系職場で「技術継承が難しく」が高率でした。

 また、年代別では「残業が増えている」が20代以下が21・6%。以降年代が上がる毎に下がり50代以上7・5%でした。前回の「人員が不足している」と逆の傾向です。若年層程「残業をこなしたら人員不足をカバーできる」という認識が高いと推測されます。