堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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夏季闘争アンケート結果④

人員・職場体制(5月21日付け)

保育所など人員不足明白に

 職場の人員体制について「確保されていない」が「どちらかといえば」を合わせて51・2%と過半数でした。「確保されている」が「どちらかといえば」を合わせて40・5%と、一見ある程度充足しているように見えますが、支部によっては不足が深刻です。

 保育所は「確保されていない」が65・9%。「どちらかといえば」を合わせると80・7%と人員不足が明白です。他、税務が69・7%、保健衛生が67・4%なども高率です。

 また、年齢別で50代以上・40代がどちらかといえばを合わせて「確保されていない」が過半数だったのに対し、30代は拮抗、20代以下は逆転しました。これは支部によらず同一の傾向で、同じ職場でも高年齢の方ほど、人員不足を実感しているようです。

 一方、人員削減とその理由について人員削減がなかった38・0%に対し、理由があり削減と理由なき削減が共に16%台でほぼ拮抗しました。当局はこれまでの交渉で「理由なき削減は行わない」と明言してきましたが、削減職場の約半数で理由なき削減が行われたと推定されます。

 ただ、「わからない」が3割近くを占め、細部を反映できない、わかりにくい設問となったようです。今後の反省材料として改善に努めます。