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職場の「こえ」

新たな主査選考制度(2月23日付け)

▼これまで様々な事情で1類・2類の試験を受験しなかった人は、3類ではペナルティー的に昇格させなかったきらいがあったが、今回の制度は、そんな人が救済される面はあると思う。

▼今まで試験対象外職種で、ポストもなく、昇格から漏れていた専門職にとっては、チャンスになるかもしれない。

▼「試験1次通ったけど、面接で落とされ続けた」「今まで職場で推薦されてきたけど、選考されなかった」という人にとって、今回の選考であかんかったら3パターンで落とされることになる。せっかく意欲があってもこれではやる気が失せるのではないか。

▼今まで勝手に上げて、降格希望出されたら意味ないので、手を挙げさせる制度に変えるという当局のまやかしではないか。

▼いままでずっと仕事を頑張ってきたのに、自分より年下の職員に先を越されてきた。上司は「推薦してるから」と言ってくれてきたが昇格はなかった。今回、エントリーシート書いて出すということだが、自分のような人が報われる制度なのか心配している。

▼今回対象となる方は、すでに係の取りまとめや係間の調整を行っている。そういう方に対して「係長になって挑戦してみたいこと及びその理由」を書かせるのは、いかがなものか。

▼今回の制度は、現給保障者の経過措置額が切り下げられるもとでの少しでもの救済措置の面を考えれば、一定の条件で誰もが上がれる制度にならなかったのが残念。でもこのご時世やしなあ。