堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

24春闘方針、要求書を決定 公共を守り、住民の手に取り戻す春闘に

3月1日付

2月28日の拡大中央委員会で、春闘方針案、春闘要求案を提案、討論の後に全会一致で採択しました。決定された要求書については、翌29日に永藤市長、粟井教育長あてに提出しました。

 

 中央委員会では、議長に市民支部のT中央委員を選出し、林田委員長が開会のあいさつを行いました。
 林田委員長は「秋の交渉で賃金改善を引き出した。物価高騰に追いついていないが、到達を知らせて組合に加入してもらうため、未加入者にお手紙を送った。少しずつだが加入者が増えている。能登半島への支援業務やボランティアが奮闘する中、裏金問題で政治不信が広がっている。国政にも目を向けて要求前進をめざそう」と訴えました。
 続いて山口書記長から、2024年春闘方針案、春闘要求書案を提案。この中で「『仲間を増やし、大幅賃上げと人員増を実現しよう!公共を守り、住民の手に取り戻す』をスローガンに取り組む。重点課題として、青年層だけでなく、極めて低い引上げにとどまった中高年層の賃上げについて、大阪全体で取り組む。R6年度の体制確保、育休正規代替の拡充、生活保護CWの増員、子育て支援関連の休暇制度、会計年度の生理休暇有給化など制度改善に取り組む」と強調。
「取り組むべき課題」「職場での身近な要求」とあわせて、「2024年春闘要求書(案)」と具体的な取り組み、日程も提起しました。
 討論では、水道支部のU中央委員から「再任用職員の賃金は、生計費原則を踏まえて引上げ要求を。キャリアプラス職員の雇用継続は業務技術継承の面からも強調を」、職員支部のI中央委員から「土木職の欠員は大きな問題。柔軟な人事異動も必要ではないか。休暇制度ができても人員が不足して取れない。賃金はもちろん、職場環境も含め、魅力ある職場づくりと発信が必要」、建設合同支部のO中央委員から「欠員問題で交渉をした。採用されてもすぐに辞める人が増える中、体制確保に力を入れるべき。支部でボーリング大会を開催、組合員も増えた。次はバスツアーを計画している。中堅職員にもあきらめずに組合加入を呼びかける」との発言がありました。
 中央委員会は定数34人中20人の出席で成立し、全ての議案が全会一致で採択されました。
 また、中央委員会終了後、「堺市職労大抽選」のうち「特別賞」の公開抽選が行われました。抽選では「やまびこ」賞(クオカード4本)、「三幸食品」賞(クオカード4本)、「ろうきん」賞(カタログギフト3本)、「たからや」賞(置時計3本)などの景品が各支部に当たりました。 後日、本紙にて当選者を発表します。