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大阪自治労連第91回中央委員会開催

 春闘統一地方選挙での要求実現めざす決意を固めあう(2月22日付)

2月12日、大阪自治労連は第91回中央委員会を開催。23春闘方針及び春闘要求、大阪府知事選挙をはじめとする統一地方選挙で、勝利をめざす方針を満場一致で採択。あわせて、知事選挙での、たつみコータローさんへの推薦決議を採択しました。

 

坂田委員長代理あいさつ
くらし守る予算に
 23春闘は、40年ぶりともいわれる物価高騰を上回る賃上げをめざす春闘。民間任せの賃上げ要請は無責任と言わざるを得ない。最低賃金や公務員賃金引上げ、年金支給額や生活保護基準額引上げなど、政府としてやる気があればできる。国民生活を守るべき時に防衛予算を2倍に拡大し、敵基地を攻撃できる武器をもつというが、命を奪うことにお金を使うのではなく、くらしを守ることにお金をまわせ、と国民春闘への参加を呼びかける。
青年の要求掲げたたかおう
 もう一つの課題は、仲間を増やすこと。3月末には定年退職や再任用の任期終了により多くの仲間が職場を去るもとで新しい仲間を労働組合に迎え入れる必要がある。初任給引上げなど青年層の要求を掲げて闘う姿は、必ず新入職員の信頼を得て「あなたもいっしょに声を上げよう」という呼びかけが心に届く。
会計年度の仲間を増やそう
 また、職場で今や半数近く、誇りをもって働いているのに低賃金で雇用不安を抱える会計年度任用職員を労働組合に迎え入れよう。大阪自治労連が強く本部に要望してきた、会計年度任用職員の雇用確保と格差是正に向けた法改正を求める大運動は全国に広がり、いよいよ今国会には勤勉手当支給を可能とする地方自治法改正案が提出される。さらに、会計年度任用職員の給与決定は最低賃金を考慮するよう総務省が通知するという前進もつくりだしている。各単組においては、法改正を待つことなく、昨年から勤勉手当の代わりに期末手当を0.1月上積みさせるなどの成果をかちとっている。このような労働組合の姿勢は、まだ組合に加入していない会計年度任用職員の仲間にも必ず響く。ほこイカ「つながる」ビラを1枚残らず未加入の仲間に届けよう。3月末には公募による雇い止めが懸念されている。雇止めを行わないよう求める緊急要求書にもとづく春闘交渉をすすめよう。
公共を住民の手に取り戻そう
 最後に、23春闘は、統一地方選挙で私たち自治体労働者の要求と住民要求を重ね合わせて実現をめざす。橋下府政が誕生した2008年4月から15年。維新政治が広がるもとで、コロナによる死亡者数が全国で最悪の大阪。全国的に突出した職員削減と民間委託・民営化がすすんできたことも明らか。住民の暮らしと職員の労働条件を守るために奮闘する自治労連労働組合だからこそ、維新政治から攻撃されてきたが、私たちは負けない。たつみコータローさんといっしょに、大阪の自治体労働者と住民の苦しみの根源となっている維新政治を転換し、公共を住民の手に取り戻し、地方自治の花開く大阪をつくろう。枚方市職労、門真市職労、堺学童の闘いでも必ず勝利しよう。