堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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春闘・全国総行動で堺東商店街訪問 物価高騰に「困っている」

2月26日付

堺労連では毎年2月に堺東の銀座通商店街を訪問し、シールアンケートでの聞き取り調査を行っています。今年は物価高騰による日々の暮らし、やってほしい政策、時給についてお聞きしました。
 物価高騰については「とても困っている」「少し困っている」と合わせて8割以上が「困っている」と回答。飲食店では「仕入れ値が上がるが、値上げをすると客が離れるのが怖くて困っている」という声や、「値上げを2回せざるを得なかった」という声もありました。
 やってほしい政策としては「賃上げ」が約4割と一番多く、続いて「消費税減税」「中小企業の支援」が3割でした。聞き取りした方は店主が多く、賃上げは必要だが「支援がないと無理」とのことでした。
 時給は1100円以下の方が8割以上、最賃の1064円は3割でした。最賃ギリギリの人から「賃金をあげて欲しい。実家暮らしをしている」との声がありました。ある店主からは「自分の収入は労働時間で割ると最賃にも届かない」との声も。
 参加者から「物価高騰が続くなかで、商店街が本当に大変な状況になっているのを感じる」との感想が出されました。
 地域のコミュニティである商店街を守ることは、住民のくらしを守り、働く労働者の賃上げにもつながります。今こそ、中小企業・小規模事業者の支援とあわせた最低賃金の引き上げが必要です