堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

賃上げ、定年引上げに伴うモチベーション向上、人員確保を

会計年度任用職員 欠員・普通退職の課題解決を!

明日30日第4回交渉日

5月29日付

明日30日は、第4回交渉日です。この間の交渉経過を踏まえた回答を求めます。

 

堺阪南地協の仲間で夏季交渉をすすめる
 現在、大阪府内各地でどの労働組合にも、物価高騰、職場での欠員や業務に見合わない人員、処遇格差への声が寄せられています。
 堺市職労も加盟する大阪自治労連では、一斉に要求書を提出。統一交渉日を設定し、「物価高騰に伴う賃上げを」「会計年度任用職員の格差是正を」と当局に求めています。
 労働組合を通じて私たち職員と組合員の声を届け、一歩でも二歩でも暮らしの改善と働きやすい職場をめざして交渉を進めています。
*各市の交渉状況
【組合の要求】「物価高騰による職員の生活悪化を改善するため、全職員の賃上げを!」
【各市当局】
(和泉)物価高騰は実感としてわかる。職員の生活に影響を与えている。
(高石)この間の諸物価高騰もあり、職員の生活実態は厳しくなっていると認識している。
(岸和田)賃金があまり変わらないので、生活悪化は受け止めている。
貝塚)物価高騰による、賃金水準の低下は認識している。
泉佐野)物価高騰の影響については理解している。
 具体策について、内部協議中としているところもありますが、人事院勧告待ちの姿勢を崩していません。
「技術職・専門職の人材確保、離職防止のため初任給引上げ、全体の賃上げを!」   (貝塚)欠員が生じていることもあり、改善は方策の一つと考える。
「定年引上げに伴う賃金面も含めたモチベーション向上策を示せ!」(堺)(一律に処遇を改善するなどの運用は困難としたものの)具体的に示せるよう努力する。
「産休・育休に対する正規職員による代替を!」「子ども家庭庁では『育児休業等を取得する職員の代替要員には可能な限り常勤職員を配置する』としている。この社会情勢を踏まえよ!」
 (和泉)保育所は退職も多く、子ども未来室とも今後どう進めていくか協議したい。
 (堺)育休取得促進等の社会情勢を踏まえ正規職員による代替は拡大する方向で検討したい。
「会計年度任用職員の欠員を解消せよ!」「法改正を待たずに勤勉手当相当分支給を!」
 (堺)体制確保の責任は人事当局にある。 (貝塚)欠員解消へ採用努力はしていく。初任給上げるのも方策の一つ。
 堺でも、この間3回の交渉を行い、賃上げ、定年引上げモチベーション向上策、コロナ病気休暇の運用、会計年度非常勤職員の欠員や普通退職の課題解決の具体策などをやり取りしてきました。交渉経過を踏まえて、当局に決断を迫っていきましょう。