現場の声を聞き取っていきます(2月21日付)
2月15日、労働者派遣法に基づく労働者の代表者選出に係る信任投票が締め切られ、開票の結果、路政課荻野氏(堺市職労書記次長)が信任されました。
投票結果
全労働者数
6581人
信任 3294票
不信任 27票
信任率 50・05%
※全労働者数は、市長部局及び教育委員会事務局で働く労働者。派遣労働者、上下水道局、消防局、教職員は含みません。
労働者の代表の選出は民主的に実施することが求められており、過半数の信任を得る必要がありましたが、荻野候補は、過半数を3票上回る得票で信任されました。
労働者派遣法により、代表者の選出が必要
堺市役所では、事業所の期間制限が、今年10月に迫っていますが、その期間制限を超える派遣契約を締結する可能性がある4月1日までに労働者の代表を選出し、意見聴取手続を行う必要があり、今回の信任投票となったものです。
現場の声を聞き取っていきます
現在、堺市では、派遣労働者を年間を通じて受け入れているポストが49職場174ポストあります。
荻野氏は、「みなさんのおかげで選出いただきました。清き一票ありがとうございました。現在、派遣労働者の方々が担われている業務について、中には、人事当局が業務に見合った人員を配置しないもと、派遣労働者が『常勤職員の代替として活躍いただいている』という実態が広くあるのではないかと考えています。そのため、各職場に現在の業務内容についてお尋ねしたいと思います」「併せて、2020年から、派遣労働者の処遇改善について、派遣元と派遣先が措置を講じることとされていますが、その現状を把握するため、派遣労働者の方々にも状況をお聞きしたいと考えています」「こうした取組みを通じ、職場実態を把握し、人事当局に業務に見合った人員体制の確保を求めます。ぜひご協力をお願いします」と抱負を語っています。
今後、荻野氏は意見を申し出るため、該当職場への照会等を行う予定です。組合員・職員のみなさんのご協力をお願いします。
今後のスケジュール(予定)~3月19日
代表者による労働者からの意見集約
3月20日~3月26日
代表者と当局による意見交換
3月28日
代表者から当局へ意見書交付