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賃上げ要求 上積み続く ストで確信深める

12月20日

2024年春闘に向け、賃上げ要求額を攻勢的に上積みする動きが各労働組合で連鎖し、たたかいへの意欲が高まっています。ストライキも活性化しています。

 

ベア3%「以上」
 連合は10月の春闘構想で、ベースアップ3%以上、定期昇給相当分を含めた総額5%以上の要求を提示。会見では、記者から「消費者物価が3%前後で推移している。生活向上分を入れないのか」などの質問が出され、芳野友子会長は「『以上』といっている。それ以上の要求を掲げてほしい」と述べました。
 自動車、電機などの大企業労組が集まる金属労協は12月6日、ベア月額1万円(3%強)以上に取り組むと決定しました。金属労協は16年以降、連合要求より1%低く抑え、23春闘も連合ベア3%に対して6000円(2%相当)としていました。24春闘で上積みに転換しました。
 製造業の中小労組を中心とするJAMは、ベア4%相当の1万2000円基準を提案。鉄鋼や造船・重機などの基幹労連も、従来の2年分ではなく、単年要求として1万2000円以上を打ち出しました。
 UAゼンセンは、11月に方針案をベア4%基準、総額6%基準としていましたが、他産別での上積みの動きを受けて、スーパーや飲食チェーンなどのサービス・流通で5%、7%などの数字も提示し、さらなる上積みを検討しています。
 全労連・国民春闘共闘は、23春闘で月額3万円以上(10%以上)を掲げ、日本医労連、JMITU(日本金属製造情報通信労働組合)などでは4万円以上へと上積み。ストライキは372職場435回になりました。
たたかいに確信
 24春闘の要求は、3万円以上をたたき台に討論を開始し、ストでたたかいに確信を深めた組合などから上積みを呼びかける声が出ています。
 ストライキは、すでに年末一時金要求や来年春闘に向けた取り組みで活発化しはじめています。
 JMITU日本IBM支部は、9月までストを繰り返し、分割会社キンドリルの再雇用社員の賃金は月19万円から25万円へ6万円の賃上げになりました。
 岩手医科大学職員組合は11月29日、一時金カットの撤回を求めてスト。東海大学職員組合は12月6日、ストを実施し、正規教職員に10%以上のベア、非常勤教員に15%以上の賃上げを求めました。
 テレビ山口労組(民放労連)は31年ぶりの48時間(2日間)ストで一時金を引き上げました。
 24春闘で物価高騰を上回る攻勢的な要求を掲げ、ストライキを構えたたたかいで賃上げが実現するか、期待が高まっています。