5月31日付
４月26日、労働組合主催の新規採用者歓迎会に参加しました。
４年ぶりの歓迎会、どうなることかとハラハラしましたが、歓談やゲームを通じ、参加された方々が交流されている表情を見て、充実した場になったことを実感しました。
この企画のために、年度替わりの時期に２～４年目などの若手職員が３回集まり「ゆっくり交流したいから着席にしよう」「一人ぼっちにならないよう配席を工夫しよう」など企画を練り上げてくださいました。事前準備、当日の運営などで多くの方がスタッフとして関わり、尽力してくださったおかげで、場に熱量を生み出していました。
帰り道、改めて「人が人を育てるんやなあ」と感じていました。
確かにAIやＳＮＳ、仮想空間などは発達していますが、人が人と会い、語らい、共感し、気付き、理解しあう。そのプロセスこそが、人を育てていく。簡単にはいかないが、それが一番大切だし、求められていると思いました。
ふと、市長選挙に思い至りました。
コロナ禍の中、集まることができないという事情もありましたが、現市政では、オンラインやＩＣＴ化が強調され、ＳＮＳでの広報が重視されてきました。 他方、「人が大切」との観点から、この間削られてきた市民サービスを拡充し、小学校体育館にエアコン設置、お出かけ応援制度を高齢者以外にも拡充、小学校給食費無償化、教員の欠員解消など、市民目線での施策の推進も議論されています。
「人が人を育てる」という視点が大切だし、市政運営にも活かされるよう一票を投じようと思った日なのでした。
