夏季闘争方針・要求書を決定(5月12日付)
働きがいのある職場をめざす方針案も採択
10日、第４回拡大中央委員会をＷｅｂ併用で開催しました。18名の中央委員の参加（定数34名）のもと、23夏季闘争方針（案）をはじめとした全ての案件が承認されました。
職場の意見を、要求し、交渉し、改善しよう
中央委員会では初めに建設合同支部のI中央委員を議長に選出。林田委員長の挨拶のあと、荻野書記長が23夏季闘争方針（案）、夏季一時金等要求書（案）を、林田委員長が市民のくらしを支え、働きがいのある職場をめざす方針（案）を提案。２件の発言の後、案件は全会一致で承認されました。
また翌11日には永藤市長、粟井教育長あて要求書を提出しました。
【夏季闘争方針（抜粋）】
▼重点要求
・物価高に対応した幅広い賃上げ
・定年引上げ（モチベーション向上策、職務の切分け）
・会計年度非常勤職員の勤勉手当相当額の支給
・会計年度非常勤職員の欠員、報酬改善
・人員体制の課題
▼スローガン
堺市政について職場で語り合おう
▼運動の柱
①職場の取組
・堺阪南ブロック要請 行動（５月10日）
・本部要求書提出（５月11日昼）
・四共闘要求書提出（５月12日夜）
・夏季交渉
第１回交渉 ５月15日（月）
第２回交渉 ５月17日（水） ※非常勤要請行動
第３回交渉 ５月22日（月） ※全体要請行動
第４回（回答）交渉 ５月30日（火）
・職場討議資料の配布 （個人要請署名の案内を兼ねる）
・職場連名（個人）要請署名の取組み
②社会的な取組み
・例年７月に予定される中央最低賃金審議会に向け、全国一律最低賃金１５００円への引上げを求める運動に取り組む。
・カジノ認定の撤回を求める宣伝や新たな署名に取り組む。
・平和、いのち、くらしを壊す大軍拡、大増税に反対し、憲法を守り活かす運動に取り組む。
③組織強化拡大
・新規採用者への資料配付 及び加入の呼びかけ
・新規採用者歓迎会の実施（４月26日）
・新規採用５年目までの未加入者に加入の呼びかけ
・組合説明会（オンラインも含む）の開催
【質疑】
〈U中央委員〉
市長選挙について、４年前は突然の選挙で維新圧勝と言われていたが、都構想ノーや子育て教育支援策の打ち出しで、市民の反応がとてもよくなり最後は接戦となったことを思い出す。野村さんは今回も市政への熱い思いを自分の言葉で語っておられ、共感が持てる。
コロナの病気休暇の添付書類の簡素化について、ワクチン接種の副反応やインフルエンザ罹患時もあわせて要求してほしい。
キャリアプラスの雇用安定について、高齢者雇用安定法の趣旨を踏まえ、環境整備をしてほしい。
〈O中央委員〉
こども園職場では、保育教諭・調理・看護師共に欠員が深刻ななか、子どもの健やかな発達、安全安心な保育に向け努力しているが、職員は心も体も疲れ果てている。交渉で欠員解消を求めているが、具体化されない。今回の市長選挙は、子育て環境の充実を図る絶好の機会。野村さんは保育関係の職場で働き、子どものことがわかっていると聞く。政策を学び、語り広げたい。
【執行部答弁】ご意見を受け止め、夏季交渉に臨むとともに、市政を変える取組を全力で行いたい。
