12月22日付
現在、週休日等に勤務を命じる場合は、健康管理・ワークライフバランスのため「原則振替」をどう思いますか？
「本人の選択制とすべき」がダントツの48・８％。「ワークライフバランスのため」という目的を否定する意見はありませんが、「現実的には年次有給休暇20日間未消化につながる」という意見が数多く寄せられています。２位「同一週内振替以外は時間外」20・８％。週休２日の原則が崩れるならばワークライフバランスの意味がない、と考える方も一定数見られます。「現行の取扱いでよい」は18・９％となっています。
年代別では各区分で大きな差異は見られませんでした。性別では男性が「選択制」58％、「現行」11％と選択制意見が圧倒的多数。女性が「選択制」33％、「現行」31％と拮抗しました。任用形態別では正職員・再任用は「選択制」が過半数、「現行」が１割台と傾向が明確に出ましたが、会計年度職員はほぼ拮抗しました。職位別では係長級・補佐級が「選択制」57％、「現行」11％が最も顕著な傾向。支部別では「選択制」回答が水道69％、市民64％、福祉衛生58％が高率。「現行」は保育所44％、事業団35％が高率でした。
先の交渉において当局側から見直し回答があった項目で、執行部から早期に具体案の提示を求めています。本アンケート結果を十分に反映させられるよう、協議を進めます。
ＩＣＴ等で充足してほしいものは？
「共有フォルダの容量」45・２％が１位。ＩＣＴ化、ペーパーレスが強く押し進められる中、それに対応するハード整備を求める声が高くなっています。年代別で30代、性別で男性、任用形態別で正職員、職員別で係長級・補佐級、支部別で下水道が高回答でした。「メールボックスが一杯で送信できない」「職場に割り当てられたファイルサーバー容量が一杯で保存できない」という経験をされた職員も大勢いるようです。２位は「共用可能なタブレット又はパソコン」30・９％。とりわけ非正規に関する区分で５割前後の回答で、仮に在宅勤務になっても使用できるパソコンがない状況が伺えます。3位は「１人１台の庁内ＬＡＮパソコン」22・８％。とりわけ支部別で回答率に差異が大きく、市民64％、保育所49％と高率の一方、５％割れも３支部。１人１台が当たり前の職場、そうでない職場が明確に表れています。4位「庁外からのアクセス環境」19・３％。とりわけ支部別の下水道35％、水道29％が高率。庁外からアクセス可能な仕組みがありながらアクセス環境が悪いという、勿体ない状況のようです。５位「無線ＬＡＮの環境」16・３％等が続き、「すでに充足している」は７・４％に留まりました。
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今年も様々なアンケートにご協力いただき、ありがとうございました。最近はＱＲコードからオンラインの回答もできるようになり、そちらから対応していただいた方も大勢いらっしゃったことで、コロナ禍においても一定数の集約ができました。 アンケートで組合員のの意見を聴くことは組合運動の基幹となるものです。来年も引き続きご協力をお願いします。
