堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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子育てられ日記 その1

9月3日付

 連載タイトルを、実態に合わせて変更しました。引き続きよろしくお願いいたします。
 先日、あまりにも家事をしない僕の家事分担率について、子どもから「(妻)9・9対(僕)0・1やな」と通告されました。僕は1割くらいと思っていたのですが、子どもの目は厳しいのでした。
 さて子どもは、総選挙の投票先に悩んでいました。といっても、小学生が今まで読んだなかで1番好きな本を投票する、第3回「こどもの本総選挙」です。9月10日まで、本の題名とISBN(本の裏に印刷された2つのバーコードのうち上の方)を入力することで投票ができます。
 これまで読んだ本を並べて、改めておすすめの本を読み直す子どもの姿を見て、大人としても総選挙について考えなあかんなと思い直しました。
 それにしても、国政に目を転じてみると、「国民の命と健康を危険にさらしてまで、五輪を開催する意義は?」「緊急事態宣言下の五輪で感染者が増加した場合の首相の政治責任は」「医療崩壊が起きたら五輪を中止するか」といった質問に、菅首相は「安心・安全な大会を実現できるよう取り組んでいく」と繰り返すだけで、国会で説明しようともしません。
 その間、感染が拡大し、ほぼ全国で感染爆発という状況に。首都圏では入院率が1割を切る事態となりました。
 しかし、菅首相の目には「明かりがはっきり見え始めた」(25日)ようで、パラリンピックでは2万人の子どもを対象に学校観戦も実施されています。
 結局、感染がどんなに拡大してもオリパラに突き進む菅首相
 国民はオリパラの感動ですべて忘れる、ワクチン接種がすすめば万事解決すると思っているかのようです。
 「いや忘れない。国民の目は厳しいで」とつぶやく僕に厳しい目を注ぐ子どもに気付き、おろおろするのでした。