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人員体制交渉を開催① 職員採用を確認、さらに改善を求める

6月28日付

  6月24日、9月広報にかかる人員体制交渉を開催し、来年度体制にかかわって職員採用募集の状況、コロナ対応による長時間勤務、職員のワクチン接種などについて、実態に即した改善を求めました。

 

【採用募集について】
組合 9月に行う採用試験で予定している職種と募集人員は?
当局 (別表のとおり)採用試験は9月26日に1次試験を予定。
組合 採用予定者数決定にあたっての当局の基本的な考え方は?
当局 令和3年度末の定年退職者数のほか、普通退職者や採用辞退者等を一定数見込んでいる。また、行政需要の高まっている分野や各部局からの要望などを踏まえ、一定の体制の拡充も見込んでいる。
組合 来年度体制についてどう考えているか?
当局 令和4年度は、新型コロナウイルス感染症対策、子育て支援や福祉分野など体制の確保が喫緊の課題となっている分野について、より充実した配置が可能となるよう考慮した。
組合 具体的な職種のうち、設備職の採用について確認したい。2月末頃の支部交渉で、今年度、建築部に設備職の職員を1名増員するとのことだったが、現状では増えていない。この経過を含めて、当局の認識はどうか?
当局 支部交渉を受け、設備課へ設備職1名を増員してほしいとの要望を建築都市局から受けたが、今回の採用職員の配置については定年退職や異動等で配置を要する部署への人員として充てたもので、設備課への増員配置はしていない。
組合 現場が要望していたにも関わらず、建築部には設備職の増員はなかった。そもそも本来必要な設備職の人数が足りていないのではないか?
当局 必要な人員の補充は行っており、一定の体制は確保できているが、人事当局として、各部局の状況を十分把握し、意見を交わしながら、見直すべきは見直し、充実すべきは充実を図る方針で取り組んでいく。
組合 必要な人員が確保できていないから、支部交渉で増員の必要があると確認した。支部交渉を踏まえて対応すべきだ。
当局 支部交渉は重要である。
組合 保健師の採用について、前期の募集においても予定どおりの採用人数が確保できていない状況にあると思うが、今回5名程度の募集とした考え方は?
当局 退職見込み等(欠員3名、退職等2名)を踏まえ、6月試験で3名、9月試験で2名の募集を予定していた。しかし、6月試験は、10月1日付け採用のため新卒者は申し込みづらいことが考えられ、結果として2名の応募しかなかった。
 このため、退職見込みの補充やコロナ対応に伴う体制を十分に確保する必要があることから、9月試験で5名程度を募集する。
組合 地財計画で保健師を1・5倍とされていることや、育休代替も踏まえて採用を増やすべきだ。(つづく)