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子育てなど日記 その33

6月25日付

  子どもは4年生に進級。誕生日を迎えて10代になりました。先日の母の日では、お守りをつくり、切り花を買い、さらにカレーを調理。母のために一生懸命に知恵を絞る子どもの努力に敬服しつつも、僕はそっと自分のカレーのお代わりを皿に盛るのでした。
 子どもは、そんな父にも父の日プレゼントを用意してくれ、いつも家事から逃げ回っている僕はおろおろするばかりなのでした。
 ところで、いよいよ東京五輪が迫ってきました。
 緊急事態宣言は沖縄県を除いて解除されましたが、引き続きまん延防止等重点措置が東京都にも適用されているもと、各種世論調査では今夏開催賛成が増加したとはいえ、反対や延期が多数を占めています。新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長からは開催する場合でも「無観客の開催が望ましい」との提言も。しかし政府は「上限1万人。ただし学校観戦の子どもや五輪関係者は別枠」と決定しました。
学校観戦は、コロナ前には約90万人の小中高生などが参加する予定でしたが、現在でも東京都内では参加を前提に準備がされているそうです。
 先日見たテレビでは、下見に行った教員がインタビューに回答。朝早く集まり、現地では観戦場所まで延々と移動。「コロナ感染だけでなく、熱中症にも注意しないといけない」との言葉に、「安全性が先生方に丸投げやな。通勤ラッシュもあるし、ほんまにやったらどえらいことになる」と心配になりました。
 このままでは7月中に再び緊急事態宣言との予測もあるのに看護師500人動員とか、選手団から陽性者判明とか、リスクばかりが目につきます。こんな状況でなぜ五輪開催に突っ走れるのか、学校観戦をやるのか、ほんまに分かりません。
 「政府にはIOCやスポンサーのためではなく、国民のために一生懸命に知恵を絞って努力してほしい」と食卓に飾ってある子どもがくれた花を見ながら思うのでした。