6月採用試験にかかる人員体制交渉を開催①
体制確保に責任を果たせ!
(4月28日付)
4月23日、総務局長出席のもと、6月28日実施の採用試験に関わる人員体制交渉を開催。職場実態やそれに関わる現状認識をやり取りし、体制確保責任を果たすよう求めました。
試験区分に「特別枠」を新設
当局より6月採用試験概要について説明。
概要
申込受付期間 5月11日~25日
試験日 6月28日
募集内容 別表(略)
○事務〔特別枠〕を新たに設ける
事務〔特別枠〕は、幅広く人材を募ることを目的に、専門試験を行わず、受験者全員との面接や、基礎能力試験の得点に語学資格を加算すること等により民間企業志望者にも受験しやすい試験としている。
募集概要の説明を受けた後、当局に対し、「①体制確保の責任を果たす、②数字ありきの理由なき削減をしない、③業務実態を踏まえない多様な雇用形態の活用や脱法と取られかねないことは行わない」というこれまでの姿勢に変わりがないことを改めて確認。また、支部協議についても「所管の支部交渉の状況を把握し、連携して対応を調整」する姿勢を確認し、具体のやり取りに入りました。
新規採用数の考え方
当局 業務計画、退職者、再任用職員、年齢構成を考慮して募集数を決定。普通退職も見込んでいる。
組合 昨年度、専門職かつ少数職種について採用待機者を確保すると述べていたが、結果はどうか。
当局 昨年度人事委員会に採用待機者を確保いただき全員任用した。今年度も採用待機者を確保したい。
今年度体制
組合 昨年度比較で、常勤職員32人、再任用職員(フルタイム換算)89人、合計121人のマイナス。率直に言って不安だ。
当局 要員管理方針の平成27年度の総要員数としては達成状況にあるが、再任用職員は想定より減少している。正規職員の採用に努めるとともに、各部局の努力もあり体制確保の責任は果たせていると考えている。
再任用職員の未配置
組合 今年度再任用職員が減少に転じた。採用者も絞る中、職場の執行体制をどのように組むのか。再任用未配置職場は正規職員の配置が当然。
当局 現在、34ポストで再任用職員が未配置。あり方を検討中の調整ポスト約70で未配置となっており、短期臨時職員で対応した。再任用職員が想定以上に減少している状況下では、次年度以降も正規職員採用数を一定見直す必要がある。(続く)