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人員体制・新型コロナ対応等で交渉① 常勤職員は前年度比で52名増 来年度採用についての考え方を質す

4月27日付

4月22日、総務局長、人事部長の出席のもと、人員体制や新型コロナ対応等に関する団体交渉を行いました。

 

 冒頭、労使の信頼関係、使用者責任について確認し、具体のやり取りを行いました。
【職員数】
組合 今年度の4月1日現在の職員数は、昨年度と比べてどのようになっているか。
当局 (消防局を除く)主な職員区分の増減は、正規職員4,425名(+52名)、再任用常勤214名(+47名)、再任用短時間193名(▲69名)、会計年度OB412名(+26名)。
組合 昨年よりも正規職員が52名増となった内訳を示してほしい。
当局 主な増加要因として、生活保護ケースワーカーで30名増員、その他子ども相談所の虐待対応強化等により計52名増となった。
【職員採用】
組合 6月の試験で予定している募集職種と人数を示してほしい。
当局 6月実施の採用試験では、令和5年4月1日採用予定で、大学卒程度の一般枠の事務44名程度、社会福祉6名程度、機械3名程度、電気4名程度、化学若干名、保育教諭8名程度、獣医師若干名、保健師7名程度、心理若干名、また就職氷河期世代の枠で事務若干名、土木(農学・造園含む)若干名、建築若干名を予定している。
組合 来年度の職員の採用数を決定するにあたっての基本的な考え方を示してほしい。
当局 令和4年度末の定年退職者数(94名)のほか、普通退職者数の見込みや各部局における業務計画等を踏まえて決定している。
組合 令和4年度末で定年退職者がいる職種のうち、今回募集を行わない職種はどう対応するのか。
当局 今回募集を行わない職種については、9月実施の採用試験での募集を予定している。
組合 現業職員やその他技術職についてはどう対応するのか。
当局 その他技術職については採用職種の切換え等を検討している。
組合 現業職員の採用は考えていないのか。
当局 現時点では不補充と考えている。
組合 今年度の採用では辞退者が多い状況となっている。先月の春闘交渉では、現場の状況を見て考えていきたいとのことだったが、採用できていない職種について、今年度前倒し採用は考えているのか。
当局 辞退者が多い状況は認識している。現場の状況を踏まえると、来年4月1日の採用だけではなく、前倒し採用の実施も考えている。
組合 保健師の採用について、定年退職者1名に対して募集人数を7名程度としている理由を示してほしい。
当局 普通退職や新型コロナの対応における保健師の重要性等を考慮した増員も考えている。   【つづく】