6月24日付
現在、子どもは3年生。この週末は久々に「花の文化園」にお出かけし、日常生活を取り戻しつつあります。
さて、コロナウイルス感染拡大防止に向けた緊急事態宣言では、多くの方の働き方や家庭に影響を及ぼしました。僕の周囲でも、会社の売上減少で退職を迫られた方や、学校の休校措置のため子どもの居場所確保に悩む方がおられました。
地域の学校には行けませんでしたが、子どもが通うフリースクールは、午前午後の2部制で開校していたため、子どもはあまり変わらない平日を送っていました。
ただ、休日はせいぜい近所の公園に出かけるくらいで、あとは家で遊ぶばかり。僕が思いつくのは将棋の山崩しやトランプ、なわとびや庭の草むしり等なので、次第に子どもに相手されなくなっていきました。
ある日、コロナ禍での家庭内暴力の状況がテレビ報道されていました。
新型コロナの影響で夫の収入が減るなど経済的な要因によるDVが増え、全国の配偶者暴力相談支援センターへの相談件数(4月)は前年度比3割増。一方、外出自粛によって子どもへの虐待は見えにくくなり、前年同月比1割増で推移している虐待相談対応件数は4月は4%増にとどまったそうです。
僕も出勤抑制で在宅時間が長くなりました。普段、家事をほとんどしていない人間が、仕事とはいえ在宅しており、気晴らしもできない状況は、家族にいろんなストレスを与えるだろうなと感じ、何かせなと思いましたが、おろおろするばかりでちっとも役立たないのでした。
コロナによる制約ばかりの生活だけど、いろんな物事や人とのつながりで家庭生活が支えられていることが見えてきたな。家族や周囲の方へ敬意をもって接することを心がけなあかんなと、動画でヨガをする妻と子の背中を見ながら思うのでした。