病気になっても働き続けられる堺市へ(1月15日付)
「がん治療と仕事の両立支援」について、秋季年末交渉では「がんに罹患した職員の治療実態を調査するなど、引き続き協議してまいりたい」との回答を引き出しました。今後、協議を進めていくにあたって、他市の先進事例を比較・検証することは重要です。
ここでは吹田市「がんと闘う職員と職場の共生プログラム」をご紹介します。
吹田市では、厚生労働省「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を始めとした国や民間企業の動きなどをいち早く受け、2016年4月より「がんと闘う職員と職場の共生プログラム」を実施しました。
労使一体となった
制度構築が必要
交渉中の要請行動で当事者関係者から切実な訴えがあった通り、一刻も早い具体化が求められています。
一方で、がんは「不治の病」から「長く付き合う病気」となり、両立支援も長期的・多面的な制度が必要です。そのために、私たち職員からも多くの意見や実態をあげ、労使同じベクトルを向いて取り組むものです。
つきましては、小スペースですが末尾に意見・実態欄も設けていますので、組合員の皆さん、多くの声をお寄せください。