堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

阪神淡路大震災から25年

いのち、くらし、そして明日へ(1月17日付)

1995年1月17日の阪神淡路大震災から今年で25年となります。

 当時、いち早く堺市職労が支援活動を申し出た西宮市香櫨園小学校避難所は、2000人を超える住民が身を寄せる市内最大の避難所でした。

 堺市職労として全庁に呼びかけた支援活動に、35日間のべ400名を超える組合員が香櫨園にかけつけました。行政としても救援物資搬送や仕分け、職員派遣、給水タンク車や廃棄物収集車の派遣、被災者の受入れなど各分野で多くの職員が従事しました。

 堺市役所高層館の上層階から、火災でたちのぼる黒煙がはっきり確認できるほど凄惨な状況のなかで、「何かできることはないのか」という多くの組合員・職員の気持ちは、当時の川端総務局長と松永執行委員長が連名で訴えた労使共同のカンパに反映し、合計1630万円を超えました。 

 阪神淡路大震災から25年が経過しましたが、この間のさまざまな災害の経験や課題を踏まえたまちづくりが求められています。

 私たちも加盟する大阪自治労連では、防災に関わる国・府や各市町村の取組み、この間の連続する大災害を通じて明らかになってきた自治体・自治体労働者の役割を考える学習会を開催します。ぜひご参加ください。

「いのち、くらし、そして明日へ~防災を学ぶつどい~」

日時…1月31日(金)18時45分~

場所…大阪グリーン会館2階ホール

講師…中山徹さん(奈良女子大学教授)