堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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マイナンバーカード一斉取得問題でのこの間の確認事項

強制するものではなく、任意である(10月21日付)

今、職場では、個人あてに窓あき封筒で、「マイナンバーカード取得について(お願い)」なる文書が配布され、「公務員だからマイナンバーを作ることが当然」と言わんばかりのキャンペーンが張られています。「これって強制なん?」という疑問や不安の声が上がっています。

 マイナンバーカードの一斉取得問題について、大阪自治労連・衛都連は8月、大阪府市町村職員共済組合に対し、「組合員・被扶養者へのマイナンバーカード一斉取得促進問題に係る要求書」の提出と懇談を行い、大阪府市町村職員共済組合としての見解を問いました。

 大阪府市町村職員共済組合からは、「強制するものではない、結果の進捗状況の確認は考えていない、市町村共済組合連合会から具体的な指示は来ていない」などとしました。

 強制問題については、大阪府市町村職員共済組合の組合会で「取得は義務ではないので、誤解を与えないよう丁寧にすすめていく」ことを確認しています。

 また大阪府市町村職員共済組合は、「マイナンバーカードをつくらなくても健康保険証はあるので健康保険証としてそのまま使用できる、マイナンバーカードは個人情報であり、万一の紛失によるプライバシーの侵害は心配である」と述べました。

 やりとりの後、自治労連総務省が確認した事項を踏まえ、「①強制するものではなく、任意である、②マイナンバーカードの申請義務はない、③申請しないことによる不利益取り扱いはあってはならないことは当然のことである」ことを確認しています。