5月10日付
憲法記念日の5月3日、扇町公園(大阪市北区)で「輝け憲法!平和といのちと人権を!おおさか総がかり集会」が開催され、2万人が参加。堺市職労から10人が参加しました。
芸人9条の会の笑福亭竹林さんの司会で集会はスタート。
神戸大学名誉教授の二宮厚美さんがゲストスピーチ。「①首相の2年前の『改憲メッセージ』の破たん、②アベノミクスの化けの皮がはがれつつあること、③原発の売り込みなどアメリカにへつらう外交の失敗は明らか」であり、「参議院選挙の1人区で野党共闘を成功させ、改憲の野望を断念させよう」と強調しました。
立憲民主党、日本共産党、社民党の各代表から「国会の外の運動が議員にしっかりと影響を及ぼしている」「3000万人署名を大きく成功させ、市民と野党の共闘で自公維を少数に追い込んでいくことが重要」だと呼びかけがされました。
各分野からの発言では、「沖縄新基地NO」として辺野古の基地建設に抗議行動を行っている安次富浩さんから「知事選挙や先の衆議院の補欠選挙など沖縄県民の『新基地いらない』の意思は明確。アメリカに追随する安倍内閣と補完勢力を世論と運動で包囲していこう」と力強い訴えがありました。
集会後、①中崎町コース、②西梅田コース、③御堂筋コースに分かれて「モリ・カケ疑惑の政権退陣」「辺野古に新基地はいらない」「空母社会保障よりも社会保障を」などをコールしながら、パレードを行いました。
東京でも同趣旨の集会が行われ、過去最高の6万5千人が参加するなど、全国でたたかいが広がっています。