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「大阪都構想」Q&A⑦ 「総合区」=今の24区を8つに再編(合区)

4月9日付

Q 昨年説明していた「総合区」ってなに?

A 「総合区」は2014年の地方自治法改正で設置できるようになった新しい制度です。 昨年末の住民説明会で示された「総合区(素案)」は、今の24区をなくして8つに再編(合区)するもので、大阪市は廃止されません。

 そもそも法律では「合区」が「総合区」の前提条件ではありません。24区すべての区を総合区にすることや、一部の区を総合区にすることも可能です。総合区の設置も変更・解消も市議会で決められます。

 大阪市では、1998年(平成元年)に旧東区と旧南区が合区して中央区に、旧北区と旧大淀区で北区が誕生しましたが、さまざまな意見調整などで10年以上もかかりました。

 今回は区長会議で議論しただけで、住民の理解も合意もされていないのに、吉村市長は大阪市としての「総合区案」を決める、としいます。