堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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最低生計費からみても最賃1500円は当たり前

10月25日付

パート・非正規・ヘルパー・派遣労働者のつどい

10月14日(土)天王寺区民センターで「ストップ貧困・新たな一歩を!私たちのめざす『働き方改革』で」をスローガンに、非正規も正規もあつまれ!「第21回パート・非正規・ヘルパー・派遣労働者のつどい」が開催され、180名が参加しました。

 記念講演では「最低賃金1500円をめざして~ひとりひとりが人間らしく~」と題して、静岡県立大学短期大学部の中澤秀一准教授が、ご自身が全国的に統計をとった最低生計費から、全国どこでも最低賃金は1500円が必要であるべきことを根拠を持って説明されました。また、最低賃金が1500円と聞けば「高すぎる」とも思えるが、1日8時間の週休2日制で働いた場合の月収は24万円、年収にすると280万円ほどとなれば「普通」という感想になることを紹介し、「最賃は一部の人たちだけの問題ではない」ことを主張し、もっと広く世間にアピールしていく必要性があることを訴えました。

 郵政産業ユニオンから労働契約法20条裁判、吹田市非常勤職員や守口市学童保育から報告がされました。