職場から要求を持ち寄り
たたかう方針を確立しよう(7月10日付)
7月26日(水)、堺市職労定期大会を開催します。職場組合員の要求が労働組合の運動の原点です。多くの職場職種の声を集めて、大会を質的量的に成功させましょう。
高まる職場の要求
「正規でちゃんと職員を入れて欲しい」「いろんな事情で時間外労働できないのに、強要される雰囲気」「安心して育児時短をとらせて欲しい」ーーどの職場でも人員体制での要求は切実です。
ワークライフバランスが当局の口から強調されるようになったことは重要ですが、実現するためには、定時で終われる体制確保、適切な仕事の分担などが必要であり、労働組合の運動が不可欠です。
「一人暮らしを始めて給料の低さを痛感」「こんなに毎日頑張ってるのにB評価」「非常勤の経験加算を上積みして」など、賃金労働条件への願いも強いものがあります。不満をたたかう力に変えていきましょう。
労働条件改善は政治と結びついている
先日の東京都議選の結果は、森友・加計学園疑惑の解明に背を向け、共謀罪法の強行など暴走を続ける自民党安倍政治に対して、都民の不安や怒りを示すものとなりました。同時に、市民と野党の共同、一致する要求での共闘に未来があることも確信になりました。
戦争できる国づくりのために、社会保障の予算を削り続けるこの国の政治を変えることが必要です。大企業に奉仕し、労働者の権利を大事にしない政治を変える運動が必要です。
私たちの組合は、要求実現を阻む悪政と断固対決していきます。
市民の願いと働きがいある職場づくり
大会から2ヶ月後、9月24日が堺市長選挙です。この選挙では、市民の声を聞きながら対話重視で進めていく市政とするのか、国や大阪府言いなりのサービス切捨ての市政にしていくのかが問われます。
選挙結果で、市役所の仕事も、自分たち自身の労働条件も大きな影響を受けることは必至です。たたかう方針を提起していきます。
新しい仲間を迎えながら大会を成功させよう
労働組合は、「数の力」「団結の力」です。多くの職場の声、多くの職種の願い、広い世代を結集していることが組織の強さになります。
間もなく配付される大会議案を職場討議をながら、「職場の問題をいっしょに考えよう」「そろそろ組合に入らへん」と気軽な対話運動で、未加入者を減らしていきましょう。
私たちの労働組合、身近で役に立つ労働組合運動を確立していくために、職場からの議案の練り上げ、代議員の選出を呼びかけます。