堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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たたかってこそ道は拓ける 衛都連定期大会開催される

10月17日付

10月8日、シティプラザ大阪で大阪衛生都市職員労働組合連合会(衛都連)第85回定期大会が開催されました。
 経過報告・提案で、坂田書記長は、「会計年度任用保育士の処遇改善」「不妊・不育休暇を5日から10日に改善(貝塚市職労)」など、困難ななかでも前進を切り開いているたたかいを報告。
 「全職員への物価上昇を上回る賃上げ」「定年引上げ職員と均衡がとれた再任用職員の処遇に改善」「長時間過密労働とハラスメントの解消」など運動方針を提起しました。
 各単組や部会からの主な発言では、
 ★「市長の組合敵視、攻撃に対して毅然と対峙。府労委命令に従わない当局と正面からたたかう」(枚方)。
 ★「若い職員に町の歴史や今ある権利が組合の成果であることを、改めて語っていく必要性を痛感している」(羽曳野)。
 ★「成績主義が進行するなかで、『管理職になりたくない』との声が70%もあった」(茨木)。
 ★「本部の課題として母性保護などの権利闘争を位置付けてほしい」(婦人部)。
 ★「60歳で賃金7割水準の根拠を大阪府に説明を求めても答えられない。高齢になるほど労災の確率も高まる。高齢期の働き方の労使での確認は切実だ」(八尾)。
 ★「『敬老バス』の廃止や小中一貫校の強行など市民の声を聞かない市政に対して、市民の批判が高まった。今回の市長選挙で、市民運動を背景にした民主的な立場の市長が誕生。支えつつ要求もしていく」(交野)など、各地の奮闘が交流されました。
 この定期大会では、女性代議員の出席率50%、発言者も女性が50%占めるなど、「おそらく衛都連大会史上初の状況」であり、今後の労働運動のあり方を示唆するものとなりました。