大阪府民会議が要請署名提出（11月29日付）
子どもと教育・文化を守る大阪府民会議は22日、中学校1年生から高校入試の競争に駆り立て、結果を内申点に反映させる中学生「チャレンジテスト」の廃止・撤回を求める１１７団体の要請署名を大阪府教育委員会教育長あてに提出しました。
提出にあたり、各団体の代表が問題点を指摘。大阪教育文化センターの山口事務局長は、「チャレンジテストは行政調査で評価に使うことは違法」「勉強が苦手な子どもが、学校全体の平均点を下げないために自分は受けない方がいいと当日休む事態が生まれ、子どもたちを傷つけている」「教師固有の子どもたちの評価権に行政が手をつっこんではならない」と批判しました。 大阪府立高等学校教職員組合の志摩委員長は、学力検査に表れない日ごろの生徒の状況を見るために内申がある。と強調し、「テストの点数だけで内申が決まるのであればテストの点さえとればいいとなる」と述べました。
大阪教職員組合の大瀬良篤教文部長は、高校入試が不公正になると述べ、廃止・撤回を求めました。
