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堺市民懇交流学習会に100人

立場の違いを越えて知恵と力を寄せ合おう

12月19日18時集合で堺東・瓦町公園デモ

(12月17日付)

 12月5日「自由と自治・進歩と革新を目指す堺市民の会((堺市民懇)」が開いた「戦争法廃止!交流学習会」には、戦争法反対の活動を続けるさまざまな団体や個人、超党派議員らが一堂に集まり、同法の問題点をあらためて学ぶとともに、活動を交流しました。

 学習会では、大阪府立大学の住友陽文教授が「立憲主義を日本近現代史から考える」と題して講演しました。

 住友教授は、「戦前の日本でさえ権力を抑制する仕組みが作られている」と、立憲主義の歴史を説きながら、安倍内閣が掲げる「戦後レジームの脱却」について、脱却ではなく「『近代丸ごとちゃぶ台返しする』ということだ」と強調。

 さらに、現行憲法立憲主義の観点から、力の強い者の権利を抑制していますが「自民党改憲草案はそのタガを無制限に外し、立憲主義をひっくり返す」「立憲主義の危機を語ることで、その存在に私たちが目をさまし、法の支配という『傾きかけた門』を踏ん張って支えることを意識化させた。これは大きな歴史になる」と語られました。

 学習会に先立つ第1部の交流会では、各団体のメンバーから活動交流。「安保関連法に反対するママの会@大阪」からは、戦争法に反対することは「私と子どもの足元を、自分たちで動かそうとするのは当たり前で育児の基本そのもの。母親のプライド、9条を輸出したい」との発言があり、堺の青年グループ「ANTS(アンチナショナリズムトーチ堺)」からは、12月19日18時集合で堺東・瓦町公園で行うデモへの参加が呼びかけられました。

 また、「つぶせ戦争法!堺アクション」、「SADL(民主主義と生活を守る有志)」、堺市議会議員超党派の3市議、戦争法廃止堺連絡会の鬼頭俊而さんからも発言。「日本を殺し殺される国にしないために、みんなで知恵と力を寄せ合おう」と多彩に交流しました。