平和安全法制(戦争法)廃止
2000万署名堺市内全27駅行動行う(3月24日付)
戦争法廃止!堺総がかり行動実行委員会が呼びかけた宣伝・署名行動が19日に行われ、のべ421名が参加。署名1060人分が集まりました。堺市職労も堺東駅頭行動を中心に参加しました。
全駅頭行動
午前11時から12時まで、堺市内(阪堺線電停除く)全27駅と和泉中央駅(和泉市)の28駅頭宣伝が行われ、241人が参加。
1時間に4本ほどしか電車が停まらない駅前で1時間立ち続けた人、大型スーパーのオープンで賑わっていて200枚ものビラを配りながら駅前で署名を呼びかけた人、子どもと一緒に初めての駅に立った人など、平和安全法制(戦争法)廃止、防衛費よりも社会保障充実を、の声を一つに堺市内で総がかり行動が行われました。
堺東駅前演説会
午後の南海堺東駅前街頭宣伝には、横断幕やプラカードをかかげ、「2000万署名で戦争法を廃止しましょう」と180人が参加。
堺の青年グループ「ANTS(アンツ)」、「ママの会」、落語家の笑福亭竹林さんらがリレートークを行いました。ANTSの男性は「戦争法によって何が変わったか。自衛隊が海外の戦争に参加して、人殺しの手伝いをしていくようになった。なんでこれが平和への道なんて言えるのでしょうか。戦争法を廃止して平和的な努力をすすめる政治を求めます」と訴えました。
ママの会の女性は「誰の子どもも殺させない」と訴え、笑福亭竹林さんは「子供や孫を戦争で失うわけにはいかない、戦争法をみんなで廃止するために署名への協力を」と訴えました。
党派を超えて
各党から国会議員や堺市議が党派を超えて参加。
共産党の辰巳孝太郎参院議員は「野党の共闘を実現させて戦争法の廃止、立憲主義、民主主義の回復へ安倍政権を打倒するために全力を尽くす」と発言。
民主党の尾立源幸参院議員は「野党は共闘して安倍政権を倒すために参院選で憲法改悪勢力をぶっつぶして、立憲主義の政治をつくっていきましょう」と述べられました。
社会民主党の服部良一元衆院議員、民主党の森山ひろゆき元衆院議員、共産党の城勝行堺市議も「戦争法廃止、社会保障充実のために、野党と市民が一緒に頑張りましょう」と訴えるなど、政党、団体、個人が違いを超えて一つの目標で連帯した一日でした。
組合員のみなさん
2000万署名達成にむけて、ありとあらゆる行動を行い、立憲主義や民主主義を破壊する戦争法を廃止したいとの思いで、堺市職労執行部も取り組んでいます。現在、市職労が集約している署名は1278筆です。
一方で、明文改憲を繰り返し表明する安倍首相は、22日、戦争法の今月29日施行を閣議決定するなど、着々と「戦争できる国づくり」をすすめています。「戦争しない国・日本」を取り戻すために、これからもよりいっそう頑張りましょう。