堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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5・3おおさか総がかり集会 2万人の参加で成功させよう

かつてない取り組みを確信に(4月26日付)

 5月3日(火・憲法記念日)午後1時30分から「憲法こわすな!戦争法を廃止へ!5・3おおさか総がかり集会」が扇町公園で開催されます。職場や家族で誘い合って参加しましょう。

声をあげる若者

 多くの国民の疑問や反対の声を押し切って安倍政権が昨年9月強行「採決」した憲法違反の「戦争法」が3月29日に施行されました。アメリカ政府からの要請があれば、自衛隊が「南スーダンなどの紛争地域で戦闘行為に加担し殺し殺される」、労働者が輸送業務などで戦闘地域に派遣されるなどの危険が現実味を帯びています。

 同時に、学生団体シールズが毎週国会前で抗議の集会宣伝に取組んでいますが、それに加えて高校生の団体ティーンズソウルが「夏の参議院選挙まで毎週国会前で集会を開催すること」を決めました。第2次世界大戦時、日本人の平均寿命は20歳、犠牲になるのは若者です。歴史を逆行させようとする勢力と前に進める力とのせめぎあいであり、18歳選挙権が実施されるもと、青年たちのなかで変化が起こっています。

 この間の取り組み

 堺市職労は、戦争法廃止のたたかいを春闘のおおきな柱と位置付けてきました。具体的な行動として、拡大中央委員会での学習会の開催、支部執行委員会での議論、本庁ランチタイム集会での意思統一など、すべての職場からの戦争法廃止署名の集約を呼びかけてきました。昼休み宣伝行動にも取り組みました。

 現在署名の到達は、大阪全体では120万人分を突破し、市職労集約分は1526人分に上っています。

 堺では、1月31日なかもず駅前での総がかり署名宣伝行動、3月19日の全駅頭署名宣伝行動&堺東駅前演説会など、議員・個人、市民団体・労働組合など垣根を超えた共同を広げてきました。

 大阪では、戦争法廃止のために、全国の総がかり運動に連携して、「5・3おおさか総がかり集会実行委員会」が結成され、5月3日の集会の開催と毎月19日共同の宣伝行動を実施することが確認されています。

 集会の意義・役割

 戦争法廃止の署名を取り組んできた結節点として、全国各地で憲法集会が開催されます。

 「誰の子どもも殺させない」のスローガンのもと固く手を結び合っているママの会、「民主主義をとりもどそう」と呼びかけているシールズ(学生の団体)など、戦争法廃止をめぐって多彩な団体・個人が立ち上がっており、大阪の総がかり集会はこれらの運動を総結集する場となります。

 とりわけ大阪では、おおさか維新の会が改憲勢力であることを公言し、「核武装は必要」など好戦的な姿勢を強めています。安倍政権の補完勢力であることを露骨にしめすなか、都構想での住民投票大阪府知事市長選挙で広がった一点共同を発展させる場でもあります。

 戦争法廃止の世論をいっそう大きく広げるため、多くの組合員と家族の参加で集会を成功させていきましょう。

憲法こわすな!戦争法を廃止へ 5・3おおさか総がかり集会

●とき 5月3日(火・祝)午後1時30分開会

●ところ 扇町公園(地下鉄・扇町駅)

 集会終了後、パレードあり

●主催

 5・3おおさか総がかり行動

 実行委員会

 当日、会場周辺は混雑が予想されます。会場での指示に従っていただくようお願いします。ノボリ等目印を市職労で用意します。