堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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「橋下維新政治許さない」集会

「一貫性ないのは一番恐ろしい」

(11月13日付)

 大阪府知事大阪市長ダブル選で「橋下維新政治を許さない」と市民団体「オール関西平和と共生」が9日、大阪市内で開いた集会で、小林節慶応大名誉教授(憲法学)、白井聡京都精華大専任講師(政治学)が問題提起しました。

 「憲法をコケにし、主権者国民をバカにする政治家は退場させるしかない」と話し始めた小林氏は、「大阪の維新は話に一貫性がない。政治家という権力にかかわる人が話に一貫性がないというのは一番恐ろしい」と批判。橋下維新が住民投票で否決された「大阪都」構想を再び持ち出していることに触れ、「政治というのは個人では持ち得ない強大な権力を持ち、国民の中で利害の調整をして、全体の最大多数・最大幸福を進めるわざ。その中心に私利私欲と、話がつながらなくても平気だというセンスの人たちが座っているのではこの国は危ない」と述べ、大阪維新にここでとどめをさしてあげなければいけないと力説しました。

 白井氏は、「橋下氏(大阪市長)の政治はある種のファシズムファシズムとは、人間だれしもがある程度持つ、悪い気持ちの部分に依拠する政治だ」と指摘。「橋下さんや安倍さん(首相)に代表されるような政治は、人々のすさんだ心に依拠し、むしろそれをたきつけて権力を維持するという政治手法をとっている」と述べ、ファシズム的な傾向を食い止めなければいけないと強調しました。