堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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世論と運動の力で戦争法案必ず廃案へ追い込もう

600人の参加で堺市民集会大きく成功

(7月6日付)

 7月1日(水)、瓦町公園で「戦争法案を許すな7・1堺市民集会」が行われ、会場一杯の参加者で「戦争法案を廃案に」の決意を固め、集会後のデモで沿道に大きくアピールしました。

 瓦町公園には時間前から人が集まり、600人の参加者で会場は一杯に。堺市職労からは委員長を先頭に18人が参加しました。

 最初に、主催者を代表して自由と自治・進歩と革新めざす堺市民懇の鬼頭さんがあいさつ。「アメリカとの約束を守るため安倍政権は必死。しかし、この95日の会期延長の間に2つの原爆投下の日、終戦記念日を迎え、『戦争する国にさせない』との世論は必ずもっと広がる。内閣の横暴を許さない運動に全力をあげよう」と呼びかけました。

 続いて、共産党大阪府委員会の渡辺さんは、「戦争法案反対のエネルギーを実感している。この間の国会論戦で法案の危険性・違憲性が明らかになってきた。さらに、法案の推進勢力が『沖縄の新聞をつぶせ』『マスコミをこらしめろ』など言論封殺の立場であることが国民の前にさらされている。国会で維新が自民に協力するか揺れるなかで大阪の果たす役割は重要。さらに若い世代の変化、運動への参加を広げながらがんばる」と情勢報告。

 参加者からの決意表明では、堺キリスト教会牧師の平良さんが、持参したポスターをかざしながら、「私たちの教団が全国でこのポスターを掲示している。先の戦争では『沈黙してはならない。剣を交えてはならない』という聖書の教えを守れず、結果的に戦争に加担してしまった。今、言論封殺の危険が迫る中、『戦争法案ゆるさない』と訴えている」と発言。

 教職員組合書記次長の山本さんは「『9条があるから日本は大丈夫』と学校で平和教育をしてきた。『戦争する国にする法案』は子どもたちの夢や未来を奪うもの。自分自身は、これまで政治に無関心だったが、危険な動きを知るなかで黙っててはいけないと変わった」と発言、大きな共感の拍手が広がりました。

 集会後、参加者は堺市役所前までデモ行進。「♪戦争法案 ゼッタイ反対、9条壊すな 9条守れ、戦争したがる総理はイラナイ、殺すのヤだから 戦争反対」とラップ調のリズムに乗せながらシュプレヒコールし、沿道の車や住民にアピールしました。