堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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勤労協「新春学習集会」

怒りを社会をかえる力に

「亡国の政治」終わらせ、人間らしい労働と生活を

(1月9日付)

 1月5日、大阪市北区民センターにおいて、関西労働学校60周年記念・勤労協「新春学習集会」が410名の参加で開催されました。

 オープニングは、関西労働学校60周年記念リレートークとし、労働学校のポスターを掲げ、思いを語りました。続いて、「ケ・サラ」を会場の参加者ととともに歌いました。

 オープニング後、主催者を代表して吉井清文関西勤労協会長は「社会変革をめざす学習教育運動では、従来と異なる阻害要素に直面している。団結や、学習意欲どころか、労働者同士の普通の交流さえ、崩壊、阻止され、未曾有の『ばらばらな労働者世界』に直面して、かつてない苦闘の継続」とし、「大衆的学習教育運動は、職場・地域にあって、いまの情勢を生々しく自覚・吸収して、運動を展開してきた。今こそ、本格的に職場・地域に学習運動を根づかせていくことが求められている」とあいさつされました。

 「総選挙後の新しい情勢のもとでのたたかいの方向『亡国の政治』を終わらせ、人間らしい労働と生活を」と題した中田進関西勤労協副会長の講演では「総選挙の結果は自民圧勝、実は有権者比では、小選挙区で24%、比例区で17%の支持しかない。『国民の意思』を代表するものではない」とはじまり、琉球新報や統計資料を示しながら、暮らしと経済、大阪府の状況を語りました。 そして、「消費税が福祉にまわらなかった状況などをふまえ、怒りを社会を変える力にかえていく」ことが必要だとし、「主権者として、学び行動しよう」と訴えました。

 労働学校は、堺においても年3回堺教室として開校されています。

 2月12日開校の「おこぼれ経済」という神話に別れを告げる堺・経済学教室では、現在受講生を募集中です。1月29日には「どうなる・どうする!!この日本、そして私たちの暮らし!」と題したプレ企画も開催します。詳しくは、組合事務所まで。

労働学校堺教室~「おこぼれ経済」という神話に別れを告げる~

場所:サンスクエア堺

○プレ学習会

 1月29日(木)18時半

○堺・経済学教室

 2月12日(木)18時半~

 毎週木曜日 全10回