中田進さん語る 人間らしい生き方をともに考える(9月20日付)
関西労働学校堺哲学教室が中田進関西勤労協副会長を講師に10月4日(木)から、毎週木曜日全10回で開講されます。みなさんの受講をお待ちしています。
なお、労働学校の詳細については、組合事務所までお問い合わせください。
▼労働学校堺哲学教室「『人間らしい生き方』をともに考える(個人の尊厳と自由を根本から学ぶ~)」
▼講義日
10月4日~12月13日毎週木曜日
18時30分~20時30分
▼会場サンスクエア堺
▼主催
堺教室実行委員会・
関西勤労者教育協会
【中田講師より
メッセージ】
みなさん、いまの日本社会と政治に大きな怒りを感じておられる方が多いと思います。 麻生太郎副総理がいいました。「新聞を読んでない人は自民党支持だ」と。私は、大手の新聞やテレビが、政治の真実を十分伝えているとは思いませんが、それでもジャーナリストの良心をかけ報道をしています。若い皆さんの声をきくと「テレビはほとんど見てません。新聞も読んでません」と。選挙は7割・6割が棄権しています。しかし、「いまの若者は保守化している」といえるでしょうか。非正規雇用で低賃金。過酷な仕事で考える余裕を奪われ、自分と家族がどんな仕組みの下で働き生きているのか分からなくなっています。
安倍内閣は働く人々の命を奪う長時間労働を強制できる「働き方改革」や国民をギャンブル依存症の地獄に落とし込むカジノを「経済成長」のためにと強行しようとしています。社会保障を解体する一方で軍事予算を戦後最大の規模にし「憲法」に「自衛隊」を明記するため改憲へ動いています。一人でも多くのみなさんが、個人の尊厳と自由のためにこの教室に学ばれることを期待します。