堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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「きずなアンケート」12事業所を訪問

「現状を知ってもらいたい」

汗にじませ、語られる

(7月11日付)

 現在、大阪自治労連全体で、民間労働者や中小企業等の実態を把握して政策提言に結び付けていくため、「(略称)きずなアンケート」へのご協力をお願いしています。

 職場では、組合員の家族で、原則、民間事業所に働いている方を対象にした同アンケートをお願いするとともに、府内の中小企業の実態を把握し、政策提言に活かしていこうと、堺市内では90軒を目標に事業所を訪問し、事業所向け同アンケートへの協力をお願いしています。

 6月22日に引き続き、7月2日(水)は、堺市職労の福利厚生活動の提携先や、さかい未来づくりサロンの参加企業など、これまでのつながりを通じて、堺区・北区内の12事業所を3人1組で訪問。

 業種としては、飲食業や宿泊業、製造業、教育など、従業員数も家族的経営から400人までと、多様な事業所に伺わせていただきました。

 特にアポイントをとらずに訪問したのですが、仕事中、手を止めて話を聞いてくださり、「労働組合も大変ですね」「わかりました」と快く引き受けてもらいました。

 刃物製作所では、作業を中断し、汗をにじませながら、「今は、おかげさまで、アメリカやフランス、ロシア、デンマークにまで輸出しています。ただ、和食なので、国内で使う人が増えてほしい。使ってよければ、広がっていく、それが道具です。刃物は堺ブランドですが、堺市外で製造された安価な商品も堺産として販売されていて、ブランド力が落ちてしまわないか気掛かりです。最近は、他社ブランドを製造する0EMも増えています。市役所の人には、そうした現状を知ってもらいたい」と、熱を込めて話していただいた方もおられました。

 アンケート自体だけでなく、アンケートを通して、顔の見える関係をつくることの大切さを感じました。

 組合員のみなさんには、引き続き「職員の家族用アンケート」へのご協力をお願いいたします。