堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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泉北高速鉄道の運賃値下げ実現を!

住民のつどいに120人 (3月7日付)  2月25日、栂文化会館で行われた「住民のつどい」に沿線住民を中心に120人が参加し、南海電鉄への売却方針が示されたもとで、活発な意見交換が行われました。 長年の悲願が前進  つどい実行委員会事務局を代表してあいさつを行った松永健治氏(住みよい堺市つくる会特別幹事)は、「長年の悲願が前進した。みんなで喜び合うとともに、見識ある決断をされた府議会関係者に敬意を表したい」  講演した中山徹氏(奈良女子大教授)は、「みなさんの画期的な成果に敬意を表したい。売却益の相当部分を地元で使うのは歴史的経緯から見て妥当。運動を継続して、泉北ニュータウン再生の足がかりにしてほしい」と述べました。 ニュータウンの発展に  続いてのパネルディスカッションで、西野健造氏(槇塚台校区自治連合会長)は、「南区自治連合会は全校区の会長が反対、市自治連合協議会も後押ししてくれた。売却益を北大阪に使うというが、監視していかなければいけない。泉北ニュータウンの発展につながるようにしたい」、戎野隆氏(堺市前南区長)は、「売却益をどう使うか。みんなが鉄道を利用して貯めてきたもの。府営住宅の建て替えや段差解消、住民が集まる場づくりなど、府・市・南海電鉄も一緒になって考えることが大切」、桃山学院大学の学生は、「友達が、定期代の高さに驚く。値下げが実現しそうで、ゴールかと思っていたが、まだ解決することがあるとわかった」と述べられました。 運動の継続が必要  会場からは、「維新の会がタウンミーティングで地下鉄御堂筋線とつなぐと言っていた。」「売却益をどのように使うか、具体性がいる。」「運動の継続が必要。」など様々な意見が出されました。  閉会あいさつで事務局の西上孔雄氏(桃山台在住)は、「南海電鉄との随契の方向が示されたのは住民の力。これからも声をあげていいまちにしていきたい」と述べられました。