焦点の2月府議会へ再スタート
(1月29日付)
泉北高速鉄道株式外資売却をめぐる事態は、堺市や市議会、住民の運動により12月府議会で否決、白紙に戻りました。しかし、泉北高速鉄道の高い運賃問題は何ら解決していません。松井知事は、「2月府議会に新たな提案をする」としています。
今回、南海電鉄が運賃値下げ80円、学割定期割引率25%を提案していたことが明らかになり、運賃値下げが可能であることがわかりました。
そもそも泉北ニュータウン建設と泉北高速鉄道は、別事業であるとはいえ一体のものとして建設されました。そして泉北ニュータウン事業完了時の1381億円の黒字は主に大阪府の大規模開発事業のツケやりんくうタウンの赤字の穴埋めなどに投入されてきました。また、大阪府都市開発㈱は一貫して黒字経営で、府は毎年相当額の配当を得ており、値下げは十分に可能です。
泉北ニュータウンは、高齢化・人口減少傾向の中で、高齢者も若者も住みやすく魅力あるまちに、と多くの市民の方々が努力をされており、市も泉北ニュータウン再生推進事業に取り組んでいます。泉北高速鉄道の利便性はそうしたまちづくりの土台となるものです。
住みよい堺市をつくる会南区地域連絡会は、2月府議会に向けて、①運賃大幅値下げ、学割定期代引下げ、高齢者割引など利便性向上②売却益の泉北ニュータウン再生への活用、③沿線住民・利用者の意見を聴く場の開催を要望する新たな署名運動をスタートしました。みなさんのご協力をよろしくお願いします。
署名宣伝行動
2月1日(土) 午前11時~12時 光明池駅
2月11日(火祝) 午前11時~12時 栂・美木多駅
2月18日(火) 午後1時~4時 泉ヶ丘駅
住民のつどい
2月25日(火) 午後7時~9時 栂文化会館3階