堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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「靖国参拝」「普天間基地移設問題」

「平和と民主主義を守れ」の世論を拡げ

安倍内閣の暴走にストップをかけよう

(1月8日付)

 安倍首相の暴走政治に対して、国の内外から憂慮や批判の声が上がっています。平和と民主主義を守れの声と連帯しながら、運動をすすめていきましょう。

 昨年12月26日、安倍晋三内閣総理大臣は、靖国神社に参拝しました。公用車を使用し、秘書官を同行し、内閣総理大臣の肩書で記帳及び献花をしたもので、内閣総理大臣として行った公式参拝です。

 批判が湧き上がる中、年が明け、新藤総務相靖国神社を参拝。

 靖国神社は、過去の軍国主義による侵略戦争を“自存自衛の正義のたたかい”、“アジア解放の戦争”と美化し、宣伝することを存在意義としている特殊な施設であり、首相や閣僚の参拝や奉納は、侵略戦争を美化する立場に自らの身を置くことを、世界に向かって宣言することにほかなりません。

 首相・閣僚が靖国神社参拝をきっぱりとやめることを強く求めるものです。

 12月27日には、沖縄の宜野湾市普天間基地の移設先を名護市・辺野古とすることに、仲井真弘多知事が合意しました。3年前の知事選挙で「県外移転」を公約として当選し、7割の県民が「反対」している下での仲井真知事の裏切りは、絶対許されるものではありません。自民党県議を取り込み、沖縄振興予算の増額でそれを進めた自民党安倍内閣の責任も重大です。

 とりわけ靖国問題では、日本国内での批判はもとより、先の戦争で侵略された中国・韓国、東南アジアのヨーロッパの国々から「歴史の逆行」を憂慮する声が上がっています。

 会期延長し強行した、国民の知る権利を制限する機密保護法といい、国民の願いとねじれた議席の数の力で押し通す横暴が際立ちます。

 堺市職労として、悪政にストップをかける、平和と民主主義を守るすべての勢力と連帯して運動していきます。