堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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これまでのたたかいに確信もち引き続く秋季年末闘争に全力を

第2回拡大中央委員会を開催

(10月11日付)

 10月9日、堺市職労第2回拡大中央委員会が開催され、「堺市廃止・解体を阻止し、市民のくらしを支え、働きがいある職場をめざす運動方針中間総括(案)」、「2013年秋季闘争方針(案)」及び「2013年秋季年末・一時金等要求書(案)」が提案されました。これらの議案は、職場討議のうえ、次回拡大中央委員会で採決されます。

 中央委員会の冒頭、山道委員長はあいさつで「橋下・維新との激烈なたたかいに競り勝ち、民主主義を守ったこと、その原動力が市民の良識であったことを確認しあい、率直に喜びあおう」と訴えました。

 各議案の提案に立った荻野書記長は、市長選挙の結果について、「4年前の市長選後、いち早く共同の取り組みをすすめ、『大阪都構想による堺市分割・解体に反対する』の一点で共闘する『大阪都構想から堺をまもる自由と自治・堺の会』を結成し、市民シンポジウムやフォーラムを開催するとともに、市民要求の集約に取り組んできた。『堺はひとつ』の対話運動を進める中で、思想信条の違いを超えた共同がさらに発展した」と強調しました。また、大阪市での人権無視の職員攻撃の実態や市民サービス切捨ての実態を告発するとともに、「こうした維新の民主主義破壊の策動を許さないという全国の熱い思いが、お互いを励ましあい、『維新政治ノー』の審判に結びついた」と総括。「堺市役所が積み上げてきた市民サービス向上のために職場で論議をしながら仕事を進めるという伝統を、今後さらに発展させよう」と訴えました。

 一方、これからスタートする秋季闘争について、これまでのたたかいに確信を持つとともに、竹山市政との労使関係では、いささかも気を緩めることなく、組合民主主義をさらに徹底し、要求闘争に全力を挙げることが提起されるともに、要求前進のためにも組織の強化拡大が最重要課題であると強調されました。

 中央委員からは、「今回の市長選挙は歴史的な勝利。職場の組合員とともに確信を持って、今後のたたかいに臨もう」(水道労組・植本中央委員)、「市長選挙では、維新の候補が14万票獲得し参院選での得票を上積みした。十分分析する必要がある」(水道労組・藤木中央委員)、「障がいを持つ子どもたちの児童発達支援センター充実のためにも、維新に勝利したのは画期的。署名を成功させるため、多くのみなさんの協力を」(事業団労組・高田中央委員)など、積極的な発言が相次ぎました。

 提案された議案は、いずれも職場討議のうえ、10月30日開催予定の第3回拡大中央委員会で採決される予定です。みなさんのご意見をお寄せください。