約80名が参加
(6月3日付)
4月29日、東文化会館において、「大阪都構想から堺市を守る自由と自治・堺の会」主催で開催された東区のつどいに約80名が参加し、活発な議論が行われました。
つどいでは、DVD「大阪都構想と堺市の未来を考える」で、財源と権限を奪われ堺市が廃止されることになり、市民のくらしや自治が衰退することにつながりかねないことなどを学習した後、NPO堺国際交流協会理事長の加藤均氏の講演がありました。
加藤氏は「政令市のまちづくりは、10年、20年かけて権限、財源を活用して良くしていける。政令市の権限を取り上げられることがどれだけ損失か、ということを市民に伝えていかなければならない」と述べました。
その後の意見交換では、6名の参加者から意見や質問があり、盛り上がりました。
後半に登場した落語家の笑福亭竹林師匠は「隣の某市長は、以前から『子どもは恐怖心でしかコントロールできない』と言っていた。子どもだけでなく他人を恐怖心でコントロールするのが彼の手法。弱い者の立場からの世の中づくりが大事では」と述べました。
参加者からは「大阪都構想に反対し、政令都市・堺市を守ることは大切で、DVDは良くできている。これからの堺市(7区)のビジョンを示す必要があると考える」などの感想が寄せられています。