堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

【本の紹介】「ヒーローを待っていても世界は変わらない」

湯浅 誠著(内閣府元参与・反貧困ネットワーク事務局長)

(8月28日付)

 9月17日(月・祝)に開催のフォーラム「堺市の未来と大阪都構想」VOL.4。

 メインゲストにお迎えしている湯浅誠氏の著作新刊が発売されましたので、ご紹介します。

 以下、著者本人による紹介文です。

 「私はこの7月から大阪でも活動を始めていますが、多くの反応は『なんで大阪?』という感じです。格差・貧困が広がる中で、生活と仕事に追われて余裕のない人が増えていき、それが不正義に対する義憤を嵩じさせて『強いリーダーシップ』待望論となり、切り込み隊長でもある水戸黄門型ヒーローを求める。求めても裏切られる幻想と幻滅のサイクルの果てに、政治不信が政治システムそれ自体を対象とするように質的に変化し、橋下徹さんという得難いヒーローを得て、いよいよ議会政治と政党政治そのものに手をつけつつある。しかし、橋下さんを批判する人たちの中にも、それを『あえて』擁護しようとする人は多くない。これは大仰な誇大妄想なのでしょうか」

 フォーラムでの湯浅誠氏の講演に繋がる内容となっていますので、こちらを読んで、是非、フォーラムへのご参加をお待ちしています。

フォーラム「堺市の未来と大阪都構想」VOL.4

【日時】9月17日(月・祝)、午後1時30分~

【場所】堺市民会館4階大会議室

【内容】「大阪都構想堺市」森裕之氏(立命館大学教授)

    「地域からのパネルトーク

     平山芳弘氏  

     久保照男氏  

     武南千賀子氏 

    「グレートリセットと日本社会」湯浅誠氏