~「大阪都」構想いりまへん~(4月4日付)
4月15日(土)午後2時から、堺市産業振興センターにおいて、「大阪都構想」から堺市を守る自由と自治・堺の会と住みよい堺市をつくる会が主催して、フォーラム「市民がつくる新しい自治都市・堺」が開催されます。
堺のことは堺で決める
フォーラムは第1部「堺のことは堺で決める~これからの堺に問われるもの~」と題して、中山徹氏(奈良女子大学教授)が講演を行います。
大阪府と大阪市は一昨年5月に行われた大阪市住民投票で否決された「大阪都」構想(大阪市を廃止し、複数の特別区を設置)を再度持ち出して、法定協議会設置をめざしています。
その一方で、松井知事などは「次の堺市長選挙では『大阪都』構想は争点にしない」と述べています。
「都構想、争点にしない」?
しかし、維新の会公式本によると、「大阪市や堺市などの限られた範囲で政令指定都市の業務をやってみても限界があります。…どう考えても都構想が合理的」「都構想の第一段階では大阪府、大阪市、堺市で新たな大阪府庁をつくります。…大阪市と大阪府が統合する第一段階のうちに、堺市も一緒に統合する必要があります。」と記載されていますが、このことについての説明は見当たりません。
中山教授の講演では、「大阪都」構想による「堺市廃止」を市民的な議論で乗り越えてきた「堺のこれから」に問われるものとは何か、「堺のことは堺で決める」自治の方向性などについてお話しいただきます。
市民がつくるまち・堺
第2部では、パネルディスカッション「市民がつくる新しい自治都市・堺」として、パネリストに、静又三さん(堺市自治連合協議会顧問)、橋本吉生さん(大阪府中小企業家同友会副代表理事)、石橋尋志さん(泉北再生・まちづくり活動家)、横尾祐子さん(おうちcafeモモ)の各氏をお招きし、ご自身のこれまでの活動や仕事などのご経験を通じたこれからの地域づくりについて、お話しいただきます。
堺市職労は、17春闘方針で「『大阪都構想』による堺市つぶしに反対し、市民のくらしを支え、働きがいある職場をめざすたたかい」を提起し、学習会や「庁内アンケート」に取り組むこととしています。
フォーラムへのみなさんの積極的なご参加を呼びかけます。
「市民がつくる新しい自治都市・堺」
~「大阪都」構想いりまへん~
【日時】4月15日(土)午後2時~4時半
【場所】堺市産業振興センター5階
【1部】講演:「堺のことは堺で決める~これ からの堺に問われるもの」
【2部】パネルディスカッション
~市民がつくる新しい自治都市・堺~
<パネリスト>
副代表理事)
石橋尋志さん(泉北再生・
まちづくり活動家)
横尾祐子さん(おうちcafeモモ)