9月21日午後1時半~サンスクエア堺
ぜひご参加を
(8月26日付)
「大阪都」構想や地方自治法一部改正など、都市部の地方自治制度について議論がなされる中、「堺市の都市内分権とまちづくりを考える市民フォーラム」 が開催されます。
フォーラム開催の趣旨
政府の第30次地方制度調査会答申や地方自治法一部改正をはじめ、都市部における地方自治制度について、政令指定都市の都市内分権が議論されています。
堺市では、都市内分権の推進に向けた区の権限財源強化や区民ボード(区民評議会)の順次設置などの方向が示され、これまでに取り組まれてきた区民まちづくり会議や区民まちづくり基金活用事業、小学校区単位のまちづくり協議会の事業など地域の特色をいかした、市民参加のまちづくりを今後どのようにすすめていくのかが問われているところです。
これまでの取り組み
堺市職労は、09年に発行した「堺まちづくり白書」の中で、区への権限財源強化に加え、市民会議創設、区長準公選、自治基本条例制定などを内容とする「堺自治モデル」を提案してきました。また、「大阪都構想から堺市を守る自由と自治・堺の会」は11年から13年までの間に「堺の未来と大阪都構想」をテーマとしたシンポジウムやフォーラムを継続的に開催し、全区で「大阪都構想と堺市の未来を考える区民のつどい」などを開催してきました。さらに13年に発行した「堺市ビジョン2013 自治都市堺の現代的再生を市民の手で」では「堺自治モデル」を再提起し、「大阪都」構想を拒否した「堺型都市内分権」の推進に向けた取組みを重ねてきました。
議論を深めた4回の学習会
この間、5月から毎月、第30次地方制度調査会と地方自治法改正「総合区設置」、「大阪都」構想をめぐる議論や実態、大阪市「地域活動協議会」の現状、ニューヨーク市「コミュニティ・ボード」や新潟市「区自治協議会」など他自治体の事例、また、堺市「区民協働のまちづくり」について担当部からの報告など、学習と議論をさらにすすめてきました。
市民フォーラムに広く参加を
しかし、市民の議論が成熟し今後の施策に住みよいまちづくりをめざした市民の意見を反映させていくにはまだ多くの取組みが必要であることから、今回のフォーラムが企画されています。
学習会でアドバイスをいただいている立命館大学教授の森裕之教授に講演をいただき、フォーラムには、自治連合協議会会長の静又三さん、NPO法人SEIN(サイン)代表理事の湯川まゆみさん、堺市市民人権局長の谷口裕子さんをお招きし、それぞれの立場からお話をいただきます。
多くの組合員・職員のご参加を呼びかけます。
堺市の都市内分権とまちづくりを考える市民フォーラム
【日 時】9月21日(日)13時30分~16時
【場 所】サンスクエア堺B棟ホール
【参加費】無料
【講 演】森 裕之さん(立命館大学教授)
【フォーラム】
谷口 裕子さん(堺市市民人権局長)